塾なしで高校受験は失敗する!?学習塾と通信教育どちらを選ぶべきか

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中学生は通信教育と塾のどっちを選ぶべき

お子さんが中学生になると、高校受験を意識して学習塾か通信教育でどちらが良いか悩まれる方も多いと思います。

塾に通っている周りの友達に遅れをとってしまうのでは?
塾に行かないと希望の高校に合格しないのでは?

中学生になると周りで塾に通う子も増えてくるので、塾なしでは不安がありますよね。

でも、塾に通えば必ずしも成績が上がるわけでも、希望の高校に受かるわけでもありません。

逆に言うと、

お子さんの学習への取組み方次第で、学習塾に行かなくても希望の高校に合格可能です!

実際、我が家の長男もいじめによる半年間の不登校を乗り越え、学習塾に通わず通信教育のみで希望の高校に合格しました。

ですので、少なくともお子さんの周りの友達が学習塾に通っているからウチも・・・という安易な決め方は避けるべきです!

しっかりとお子さんの適性・時間とのかね合いを考えたうえで、学習塾にするか、通信教育にするかを判断しましょう。

本記事は通信教育をやらせたいけど学習塾とどちらが良いか迷っている中学生の親御さんに向けて、下記内容をお伝えします。

  • 学習塾・通信教育それぞれに向いている子
  • 通信教育のメリット・デメリット
  • 通信教育のデメリットの対策

本記事を読めば、お子さんにどのような教材が良いか、どんなサポートをすれば成果を出すことが出来るのかが分かります。

中学生向けおすすめ通信教育、特長、口コミなどについてはこちらのページをご覧ください。

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目次

通信教育にはどんな子が合う?

通信教育・学習塾に向いている子はそれぞれ下記のようにタイプが分けられます。

学習塾に向いている子通信教育に向いている子
・集団授業でも集中力が切れない子
・先生に質問できる子
・競争意識の強い子
・高校受験のテクニックを学びたい子
・マイペースな子
・自己管理が出来る子
・毎日コツコツ取り組める子

お子さんにどちらにも当てはまる部分がない、という場合でも大丈夫です!

通信教育にも以下のようなメリット・デメリットがありますが、デメリットを踏まえてしっかり対策をすることで効果を出すことが可能です。

通信教育のメリット、デメリット

学習塾と比較すると、通信教育には次のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
費用が安い
時間の制約がない
短時間で取り組める
人間関係に悩まない
直接質問が出来ない
強い意志がないと継続が困難
他の子と切磋琢磨出来ない

メリット①費用が安い

学習塾に比べると通信教育の費用は圧倒的に安いです。

文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によると中学生平均の通信教育・家庭教師費は学習塾費に対して4分の1以下の費用におさまっています。

3年間分の費用を計算した場合、その差は約77万円まで広がります。

中学生平均の年間通信教育費

お子さんの性格によって向き不向きはあるかもしれませんが、通信教材のコストパフォーマンスの高さを考えると一度は試してみる価値があるのではないでしょうか。

メリット②時間の制約がない

学習塾と違い、時間の制約がないので親御さんにとっても負担が軽くなるでしょう。

ただ、いつでも取り組めると油断して課題を溜めることがないように要注意です。

一度溜めてしまうと取り組むのが億劫になり、結局やめることになってしまいます。

通信教材に時間の制約がないとは言っても、学習する時間は決めて習慣化できれば長続きするはずです。

メリット③短時間で取り組める

教材や内容にもよりますが、1講座15分~30分程度で取り組めます。

中学生は特に部活動などが忙しいと、なかなか纏まった時間が取れません。

学校の宿題の後に必ず通信教材を1講座取り組むなど、毎日少しずつの積み重ねで大きな成果を出すことが可能です。

メリット④人間関係に悩むことがない

友達に誘われて学習塾に通っていたり、同じ学習塾に顔見知りがいる場合、人間関係のトラブルに巻き込まれることがあります。

トラブルがなくても学習塾内の人間関係に悩み、授業に集中できないケースがあります。

通信教育ならこのような学習以前の悩みを持つリスクがなく、安心してマイペースに学習を進められますね。

デメリット①先生に直接質問が出来ない

最近の通信教材は分かりやすく出来ていますが、間違えた問題で解説を読んでも分からないところがどうしても出てきます。

そんな時に学習塾、特に個別指導塾であれば直接教わることが出来ますが、通信教育では直接教わることが出来ません

分からないところがそのままになってしまうと、特に数学・英語など積み重ねの教科はその後のつまずきの原因になる恐れがあります。

デメリット②強い意志がないと継続が困難

通信教育は学習塾のように時間が決まってなく、強制力がないのでさぼることが癖になりやすく、長続きしない子が多いです。

通信教材に取組みはじめた当初は頑張って取り組んでいても、部活動などを理由にどうしてもやらない日が出てきがち。

忙しくても学習する時間をつくらずにやらない日が増えて来ると、教材が溜まってしまい結局やめることになってしまいます。

デメリット③他の子と切磋琢磨できない

競争心が強いタイプの子にとっては、周りに他の子がいない通信教育ではやる気が起きないということもあるかもしれません。

学習塾と通信教育のどちらがやる気を維持できるか、お子さんの性格を十分考慮して選ぶ必要があります。

通信教育のデメリットの対策は?

対策:デメリット①先生に直接質問が出来ない

デメリット①の対策
  • 質問できる通信教育を利用する
  • 親がフォローする

質問できる通信教育を利用す

通信教育によってはオンラインで質問ができるサービスを実施しています。

直接自分の質問に答えてもらい、疑問が解消されるとやる気にもつながっていきます。

下記の通信教材は質問サービスを実施しています。

進研ゼミ

進研ゼミ中学講座オンラインライブ
出典:進研ゼミ中学講座公式より

チャットの質問が可能(無料)
・中3対象
・テスト前・長期休み中のみ

オンラインライブ授業(無料)
・授業中にチャットで質問可能
・質問には専門スタッフがその場で回答

オンライン個別指導(オプション)
・中3、数学・英語のみ
・完全1対1の個別指導
・週1回1時間(月4回)、月額15,980円(税込み)

エレベス(オプション)
・中1~中3、5教科
難関校を目指す子向け、レベルによるクラス分けあり
・1回40分の集団指導
・週2回(月8回)、月額10,480円(税込み)

Z会

教えてZ会!
出典:Z会会員マイページより

教えて!Z会(無料)
・分からない問題、学習方法などの質問がオンラインで可能

スタサプ

スタディサプリ中学個別指導
出典:スタディサプリ公式ページより


個別指導コース(オプション)
・学習計画を立ててもらい直接指導が受けられる
・月額10,780円(税込み)

親がフォローする

我が家の長男が小・中学生の時の手法です。

間違っている箇所や苦手な箇所を親が直接教えていました。

直接教えることで、お子さんの理解度や苦手な単元を把握できるメリットがあります。

間違っている箇所を説明してもお子さんが理解できない場合があります。

特に数学など積み重ねの教科はその子の学年より前の単元を理解できていない可能性があります。

その場合はあまり無理に時間をかけて説明せず、一旦あきらめて少し前の学年、若しくは小学校の範囲まで立ち戻った方が良いかもしれません。

理解できないことが続くとお子さんが学習そのものの意欲を無くしてしまいます。

つまづいている所まで焦らず立ち戻った方が、結果的には早く取り戻せます。

下記の教材であれば小学校の範囲も復習可能です。

<小学生の範囲が復習可能な教材>

すらら
スタサプ
◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育

対策:デメリット②強い意志がないと継続が困難

デメリット②の対策
  • 「目標」を持たせる
  • 時間を決めて習慣化する

対策①:「目標」を持たせる

何かを実行するにはまず「動機」が必要ですよね。

動機をつくるにはまず「目標設定」が大事です。

できるだけお子さん自身が目標を決めるのが良いでしょう。

なぜなら、親御さんが決めた目標はお子さんに動機づけにはなりづらいからです。

動機になれば目標は何でも良いと思います。
例:「〇〇高校に合格する」「学校で〇〇位以内に入る」「クラスの人気者になる」・・

目標が決まったらお子さんに宣言してもらいましょう。言葉に発することできっと力になります。

対策②:時間を決めて習慣化する

目標が決まったら毎日学習する時間を決めることです。

まずは少しずつでも机に向かうことから始めましょう!

まず行動することでやる気は後からついてくることが、科学的にも実証されているそうです。

通信教材は1レッスンが15分~30分程度の短時間で設定されています。

短時間でも毎日決まった時間に行動することで、やがて習慣化されるはずです。

対策:デメリット③他の子と切磋琢磨できない

デメリットの対策
  • 学習仲間を見つける
  • オンラインコミュニティの参加

対策①:学習仲間を見つける

学習仲間イメージ

ひとりで家庭学習をする不安がどうしてもある場合は、同じ通信教材を利用している学習仲間を探しましょう。

学校や近隣の友人と連絡を取り合い、学習の進捗や疑問点を共有し合うことで切磋琢磨の機会を作ることができます。

対策②:オンラインコミュニティの参加

オンラインコミュニティイメージ

通信教材によっては、受講者による会話可能なコミュニティの運営や仲間と競うイベントを催しています

お互いに声掛け、励ましあうことでモチベーションアップにつながります。

<オンラインコミュニティがある主な通信講座>

進研ゼミ
Z会
すらら

まとめ:お子さんが塾と通信教育どちらに合うか、しっかり判断しよう

学習塾・通信教育どちらを選ぶにしても、お子さんの適性を考慮して選ぶようにしましょう。

くり返しになりますが、それぞれに向いている子は次のとおりです。

学習塾に向いている子通信教育に向いている子
・集団授業でも集中力が切れない子
・先生に質問できる子
・競争意識の強い子
・高校受験のテクニックを学びたい子
・マイペースな子
・自己管理が出来る子
・毎日コツコツ取り組める子

お子さんが前向きに学習できる環境を用意できれば、きっと良い結果が得られるはずです。

中学生向けおすすめの通信教材については、下記の記事もぜひご覧ください。

中堅・難関校をめざす方におすすめの通信教材はこちら
Z会中学講座
出典:Z会の通信教育 中学生向けコース公式より

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中学生は通信教育と塾のどっちを選ぶべき

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